夜にならないと勉強のやる気スイッチが入らない
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私は中学卒業以来疎遠になっていた友達と最近再び通学時にたまに会うようになり、基本的に孤独な通学に華が生まれました(?)。と言いつつもう少しで念願の(でもない)夏休みなわけですが。
今回は出雲に行ってきた話になります。しかし、ただ出雲に行っただけではありません。どういうことか?それは記事の内容をお楽しみに。
まずは新幹線に乗ります。この時点でサンライズを使わないことは確定しました。この時経路の都合上品川から乗ったんですが、流石に平日16時台の下りだとのぞみでも余裕で座れますね。
本当なら京都着くまで我慢するつもりでしたが流石に空腹が限界で駅弁を購入。安定の牛タン弁当です。
1週間ぶりの関西です。*1
京都駅のこの感じ好きです。
駅から徒歩5分の大衆浴場で風呂を済ませ、先に京都入りしていた同行者と合流。同行者は風俗で風呂済ませたらしいです。京都に来てまで何してんだよ。
地下東口のうどん屋さんで胃に追加補充。旨辛ラー油のつけ汁うどんです。つけ汁がバカほど美味しかったのでまた京都来たら食べたいです。
京都駅のスカイウォークみたいな名前のところから京都タワーが綺麗に見えました。
時間も時間なので、いよいよホームへ…
と思ったらちょうどいい時間に金沢行きのサンダーバードがいたので記録的に撮影。これも来年春には消えちゃいますからね。
!!!!!!
なんかさっき地味に映ってた野洲はるかが遅れてたからかまいづるはしだてが接続待ちしてました。
そして…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回の旅の主役、WEST EXPRESS 銀河です!!!!!!
この日は7月3日、山陰コース一般販売の第一号でした。同行者と俺で手分けして1ヶ月前に10時打ちした結果、同行者が確保してくれました。マジ感謝。
今回はクシェットです!!!!!この開放B寝台を彷彿とさせる造りがいいですね。モノホンの開放B寝台には乗れることなく終わってしまったのでね。
ちなみに聞いたところでは同価格のリクライニングシートはキャンセル多発で当日でも全然取れたとか。まあリクライニングなんて特急料金取られるだけのムーンライトなんだし普通にクシェット置いときゃよかったのでは…。
取ったのは上段です。パーテーションのせいで窓から景色が見える範囲がクソほど狭いです。まあでもこれがないとそれはそれでチー牛の寝顔がホームの客に晒されることになるので仕方ないですね。
ただ座席、というか寝台そのものは普通に柔らかかったです。写真見た時正直硬そうだなって思ったんですが、沈み込むレベルではなくとも寝るのに凄くちょうどいい反発力がありとても快適でした。
21時15分、定刻で京都を発車。
この銀河はバカほどスジが寝ていることで有名で、新快速なら23分で走る京都→新大阪を52分かけて走ります。というか何箇所か止まります。京都を2分後に発車した西明石行きの普通に向日町かどっかで抜かれ、三ノ宮あたりでようやく追いつくくらいにはトロいスジでした。
早速ラウンジ?に移動し、同行者と優勝。列車旅はこれに限ります。
6号車の最後尾に移動。ここは窓が開けられる仕様になっており、夜風を浴びながら非日常的な乗車を堪能していました。
淀川を渡ります。
大阪です。
大阪を出るとそれまでのトロい走りが嘘のように100km/h超で爆走し、新快速にも劣らない所要時間で三ノ宮まで走ります。このモーター音がたまらんのですよ。
列車は加古川に運転停車。ここで1時間ほど止まります。私もこの辺で眠気がやって来たのでそろそろ寝るとしましょう。おやすみなさい。加古川から動き出したあたりまではうっすら記憶あります。
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おはようございます。現在の時刻は5時40分。こんな時期なので日はとっくのとうに昇っています。
寝た感想ですが、座席?寝台?自体は先述の通りなので全く問題なく寝られ、身体が疲れるということも全くありませんでした。
ただ、換気扇が相当うるさいのと、伯備線区間は気温が20度あるかないかくらいなのに構わず冷房をガンガンに回しているため、ブランケット被っても少し寒かったです。
6:02、生山に到着。ここで32分止まります。ホームではこんな朝早いにもかかわらず地元の方々が特産品を販売していました。何か一つくらい買いたいなと思ったんですが、トマト系のものが多かったのでやめました。*2
駅では何やら袋をいただきました。こういうのをもらえると嬉しい気分になります。
生山駅前。駅前は割と建物がありますが、すぐ後ろには小さい山があります。なんか雰囲気としては好きですね。絶対住みたくないけど。
列車に戻ります。戻ったらやることは一つ、二度寝です。といっても先述の悪条件もあり寝付くのに1時間くらいかかりました。そういやここに写ってる白い布はマジで何に使うんですかね?下の写真(拾い画)の赤丸で囲ってるやつが取り外しできるのでこれに巻いて枕代わりにするっていう仮説を立てたんですけど合ってます?
次に起きたら既に宍道湖が見える線区でした。二度寝で睡眠も充分に取れたと思えば、あと1時間もしないで終点の出雲市に着きます。やはりこういう夜行列車が終点のかなり近くまで来ている時は寂しさを覚えるものです。
名残惜しくも9時31分、終点の出雲市に到着。素晴らしいとしか言いようがない列車でしたね。次は1号車のファーストシートに乗ってみたいです。あわよくばグリーン個室も…。
出雲市駅は3度目とかですかね。いつ来ても立派な駅舎です。
さてここからはお車の力を借りましょう。
2時間ほど車を走らせます。途中山陰道の無料区間通りましたがマジであれ神ですね。関東にもああいう区間欲しいですが、まあ鳥取だからこそ機能してるところはあるでしょうね。
やくもを撮影。この日はやくもの運用的に言えば最悪の日で、スーパーやくもは普通のぐったりはくもで代走、国鉄色は4連に短縮です。まあ国鉄色の6連は前に撮ったことあるので別に良いですが、スーパーやくもは1回くらい撮っておきたいものです。
出雲市に戻っている途中でキハ40と遭遇。かっこいいですね。
時刻も14時を回り、お腹も空いてきた、というか朝から何も食べてないので当然空腹がそろそろ限界です。おにぎりの一つくらい食えよ。
というわけで「たたらの舎」さんで出雲そばを食します。このボリュームで1300円ですから非常にコスパが良いです。味も美味しい。
あとこの周辺の街並みが非常に良くてですね。今度はこの辺をじっくり周りたいなぁなんて思いました。
その後宍道湖バックで381を撮影。あんま大衆化してなさそうなので載せませんが。
さらに車を走らせ向かったのは出雲大社。中3の時に1回来ているのですが、それ以来です。
大社の前から参道を。車で通れるのがいいのか悪いのか…笑。
流石に平日の夕方なので人気も少なかったです。
お参りしてとっとと撤収。車を返却していよいよ帰りの時間になりました。
もちろん夕方に出雲市から東京方面に帰るために使う列車と言えばこれを置いて他にありません。サンライズ出雲東京行きです。余談ですが、これまで俺が乗ったのはいずれも瀬戸なので、出雲に乗るのは初めてなんですよね。
これまで2回はいずれもシングルの個室でしたが、今回は初のノビノビ座席。まず一つ。
硬い。
いや、おおよそ人間が寝ることを考えて作られたとは思えない硬さです。もっとも以前に乗った大島行きのフェリーもこんな感じでしたけど。まあまあ、硬いのは織り込み済み。夏だし掛け布団を敷き布団代わりにして寝れば問題なs…
それでも硬いが?
そういえばフェリーでもただ毛布敷いただけじゃどうにもならなかったわ。これは無理です。
などと散々文句を言っていた割には出発してすぐに疲労がドッと出てきて一眠り。普通に1時間くらいぐっすり寝てました。疲労ってやっぱ最強の睡眠導入剤ですね。
その後はラウンジに移動して打ち上げ。
晩飯は適当におにぎり2つで済ませました。
サンライズの楽しみと言えばこのシャワーです。これだけは絶対にやりたいので、いつも自分の席に行くよりも前にまずシャワーカードを買ってます。まあこの日は火曜だったので備中高梁とかでもまだ売ってた気がしますが。
岡山では瀬戸と連結。
新幹線ではなく在来線で東京を目指します。趣がありますね。
姫路あたりからは市街地なので外を眺めながら残った酒を飲みます。まさに至福の時間です。大阪発車を見届けたくらいで寝ました。
時刻は何時くらいだ?窓の外を見ると茅ヶ崎とかその辺です。疲れもあって案外すぐ寝れた上に途中一度も起きることなくここまで寝てました。疲れてればどこでも寝れるってマジなんだなぁと思うとある意味怖いですね。
終点の東京に到着。
同行者は普通に家に帰りましたが、私はこれから大学の2限があります。そのまま大学に直行し、疲労困憊の中2限を受け、帰りました。なお当初の予定だとその後マリン行く予定だったらしいです。バカ?*3
銀河は117系を改造対象としたところを見るに当初から長い期間使うことは考えていなさそうなご様子、加えてサンライズも製造から25年が経ち、そろそろ先行きが心配になってくる頃。両者とも乗れるうちにたくさん乗っておきたいものです。
今回は分けるポイントが見当たらなかったので記事一つで完結させたところ、いつもよりちょっと長くなりました。次は何書くんでしょうね。ぶっちゃけもうネタないです。